第34回昭和医科大学学士会シンポジウムで講演を行いました。テーマ 【セカンドライフにおけるがん検診を考える】の膵癌のセッションになります。教授や准教授にまじっての講演です。
内容としては、膵がんについてのがん検診についてです。
検診とは、特定の病気を早期発見するために行う検査のこと。健康診断(健診)とは異なり、特定の病気、例えばがんなどを早期に発見し、治療につなげることを目的としています。
国の推奨する対策型検診に胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんのがん検診が行われていますが、一方で膵癌のがん検診は確立されておらず、自治体の対策型検診に含まれていません。
日本人の死因で最も多いのは「がん(悪性新生物)」です。その中でも膵がんは、早期に見つけることがとても難しく、進行が早いため予後が悪いことで知られています。膵がんになる人も亡くなる人も年々増えており、現在では膵がんによる死亡数は全てのがんの中で3番目に多くなっています。
膵がんは症状が出たときにはすでに進行していることが多いため、できるだけ早期に見つけることが重要です。しかし、膵がんの検診はまだ確立されていないため、自治体の「がん検診」にも含まれていません。発症は60歳以降に増える傾向があり、定年退職後に診断されることも多いのが現状です。健康で安心して「セカンドライフ」を送るためにも、早期発見と予防が大切になります。
講演では、膵がん検診が始まるために必要なこと、取り組むべき対策についてお話しさせていただきました。




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